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2008年9月 4日〔信毎文化事業財団〕
信濃毎日新聞社と信毎文化事業財団は3日、「信毎賞」表彰委員会(16委員)に諮り、北京五輪陸上男子四百メートルリレーの銅メダル獲得の原動力となった岡谷市出身の塚原直貴選手(富士通・東海大三高−東海大出)に、第15回信毎賞を贈ることを決めました。塚原選手は、五輪の陸上トラック種目で80年ぶりの日本勢メダル、県出身男子選手では夏季五輪初のメダル獲得という快挙を達成しました。
15回目となる今年の信毎賞は7月に贈呈式を行い、フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手(北野建設)、声楽家の嶺貞子さん、財団法人妻籠を愛する会の2氏1団体を表彰しました。その後、北京五輪での塚原選手の活躍をたたえ、同賞を贈ることになりました。
塚原選手への贈呈式は11月11日、長野市のホテル犀北館で行う第13回「信毎選賞」の贈呈式と併せて行い、正賞のブロンズ像「耀(かがや)く」と副賞(100万円)を贈ります。
信毎賞は創刊120周年を機に1994年創設。文化、社会、教育、産業、スポーツなどの分野で著しい功績を挙げた県関係の個人、団体に贈ります。
塚原直貴(23) 北京五輪陸上男子四百メートルリレーの第一走者として銅メダルを獲得。五輪トラック種目では八十年ぶりの日本勢メダル獲得という快挙を遂げた。