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「フォト×俳句」の作品展 長野の信毎本社

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 写真と俳句を組み合わせて楽しむ「フォト×俳句」の選者作品展が11日まで、長野市南県町の信濃毎日新聞本社1階ロビーで開かれている。
 信濃毎日新聞の毎週木曜の「信州楽学」面に掲載しているフォト×俳句コーナーの選者で写真家の中谷吉隆さん(71)=東京=と、俳人の坊城俊樹さん(51)=同=の作品計16点が並ぶ。
 2人の合同の作品展は初めて。フォト×俳句は2つのジャンルが響き合うことで、「表現に広がりが出る」(中谷さん)のが魅力。俳句が単なる写真説明になったり、写真が俳句の説明になったりしないよう、ひとひねり工夫しているという。
 中谷さんの展示作の1つは、「神楽坂吾輩(わがはい)のゐて冬ぬくし」の句と、石畳の小路を歩いていく猫の後ろ姿の写真を組み合わせてある。
 坊城さんにとっては初の作品展。「合歓(ねむ)の花閉ぢて恋する時来たり」の句に地下の酒場に通じる通路の写真を添えた作品など、本紙に掲載した作品を中心に展示してある。
【写真説明】長野市の信濃毎日新聞本社で開かれている「フォト×俳句」選者作品展

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