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来年の長野へ引き継ぎ大会閉幕 高知で生徒ら公開授業

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 新聞の教育への活用(NIE)をテーマに、高知市で開いていた第13回NIE全国大会高知大会(日本新聞教育文化財団など主催)は1日、小学、中学、高校別の公開授業などを行い、閉幕した。
 高知市の小学6年生の学級は、「夢と希望を感じる」記事を班ごとに探し、発表もテレビ番組風に工夫。アナウンサーやリポーター役の児童がイチロー外野手の日米通算3000本安打達成を取り上げ、「4000本まで頑張ってほしい」などと感想を出し合った。食料問題の記事を切り抜いて意見発表した中学校や、朝一番に新聞を読む取り組みを紹介した高校もあった。
 閉会式では、来年7月に長野市で開く長野大会への引き継ぎがあり、長野県NIE推進協議会長の渋沢文隆・信大教育学部教授が「県内には信念を持って教えている先生が多い。NIEでどんな答えを書くか楽しみにしていただきたい」と述べた。
【写真説明】公開授業で記事を読んでの意見発表をする中学生たち=高知市

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