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2008年7月23日〔メディア局〕
列車に乗ってふらりと駅で降り、その周辺や次の駅まで歩いてみる。車窓から見えた気になる風景の場所まで歩いて行ってみる―。そんな「小さな旅」を、東北信を中心に20コース紹介した紀行エッセー&ガイド本です。
普通の旅行ガイド本ではあまり見かけない“非観光地”の駅が多く登場します。例えば、JR信越線古間駅、長野電鉄桜沢駅、しなの鉄道滋野駅、JR小海線海瀬駅など。用事がなければ通り越してしまうような駅で降り、付近を歩いてみます。目に入るのは、稲穂が実る田んぼや野菜畑の収穫風景、果樹園の花摘み作業、山の景色、街道筋の古い町並み…。ありふれた情景ですが、それは信州本来の懐かしい、美しい風景でもあるのです。観光地の人込みから離れてリラックスできる旅、身近な魅力を再発見する旅となるでしょう。
著者の夏目雄平さんは長野市出身。千葉大大学院の物理学の教授という本職の傍ら、週末の日帰り鉄道旅を続けています。「メモとスケッチをしながら歩く」旅をしながら、情景や出会いを書き込んだスケッチ地図で、それぞれのコースを案内します。コース作りや装いなど著者のこだわりをまとめたコラム、駅やコース周辺に関するデータも収録。ガイド本として使えると同時に「駅から歩く旅」という新たなスタイルを提案します。
四六判オールカラー、152ページ、定価1365円(税込み)。お求めは書店、信毎販売店へ。