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2008年7月11日〔事業局〕
松本市のまつもと市民芸術館で13日まで公演している「平成中村座 信州まつもと大歌舞伎」に学生席「串田・勘三郎席」が設けられており、高校生や大学生らに人気だ。10日までに約170人が観劇。歌舞伎は初めての人がほとんどで、「分かりやすい」「3時間がすぐだった」などの感想が聞かれた。
学生席は、舞台から遠いため、当初販売を予定していなかった3階部分の40−50席で、串田和美・同芸術館芸術監督と主役の中村勘三郎さんの意向で実現。ほかの席は、最も低料金で5000円はするが、2000円で鑑賞できる。串田監督は「いろいろなことを吸収できる若い人に見てもらい、どんなことを感じたか聞かせてほしい」と期待する。
串田監督が市内の高校で行った講演会や、大学生らでつくる「まつもと歌舞伎若衆」が制作した学生向け冊子を各高校に配った時などに「学生席」を紹介した。
松本県ケ丘高2年の寺本美波さん(17)は「人間関係をつかむのが難しかったけど、現代風の演出がおもしろかった」。エクセラン高3年の山口諒君(18)は「舅(しゅうと)殺しや祭りの場面の迫力がすごい。ほかの歌舞伎も見てみたくなった」と話していた。
学生席は12日の公演などに空きがある。申し込みは「若衆」へのファクス(0263・46・1551)か、メール(wakasyu@gmail.com)で、氏名と学校名、学年、希望日時、枚数、電話番号などを明記して申し込む。
【写真説明】「串田・勘三郎席」での鑑賞のため並ぶ学生たち