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食料価格の高騰を記者に質問 長野・吉田小5年3組

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 教育に新聞を活用する「NIE」に取り組む長野市の吉田小学校5年3組(34人)は10日、農業問題に関する社会科の授業で、信濃毎日新聞社の記者の話を聞いた。
 児童たちは事前に気になった新聞記事の要点をまとめ、「食料品の値上げはどうして起きているのですか」「食料の輸入がなくなれば日本はどうなるんですか」などと記者に質問。穀物や原油の価格高騰、食料自給率の低下などの説明を真剣にノートに書き留めた。
 農家数の減少について質問した小林光代さん(10)は「農業の現状が少し分かった気がするので、もっと新聞で勉強したい」。担任の竹内隆司教諭(35)は「出来事を即座に把握できる新聞を生かして、子どもたちの問題意識を掘り下げたい」と話していた。
 同小は、来年7月に長野市で初めて開くNIE全国大会で公開授業の実施校に決まっている。

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