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輝く女性、住民の力 第15回信毎賞2氏1団体に贈呈

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 信濃毎日新聞社と信毎文化事業財団は5日午前、長野市のホテル国際21で第15回信毎賞の贈呈式を行った。
 昨季のフリースタイルスキー女子モーグルのワールドカップ(W杯)で総合優勝した上村愛子さん、木曽郡南木曽町妻籠宿の景観を住民主導で守り続ける「財団法人妻籠を愛する会」(小林俊彦理事長)、イタリア歌曲の国内第一人者の声楽家で東京芸大名誉教授の嶺貞子さんの2氏1団体が受賞。小坂健介社長が正賞のブロンズ像「耀(かがや)く」と賞状、副賞100万円をそれぞれに贈った。
 午前11時からの贈呈式には表彰委員会(16委員)の綿貫隆夫・県教育委員長ら約100人が出席。小坂社長は「皆さんの功績を心からたたえたい。個人の受賞者が女性だけとなるのは初めてのこと。選考対象をさらに広げ、大いに開かれた信毎賞にしていきたい」とあいさつした。
 信毎賞は創刊120周年を機に1994年に創設。文化、社会、教育、産業、スポーツなどで優れた業績を挙げた県関係の個人、団体に贈り、創刊記念日の7月5日に贈呈式を開いている。
 今回は県内各界から35件(個人21、団体14)の推薦があり、前年度までの113件を含め検討。表彰委が6月4日、決定した。
【写真説明】2氏1団体を表彰した第15回信毎賞贈呈式=5日午前、長野市内のホテル

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