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熊谷元一写真大賞は兵庫の男性 阿智村が入賞作を発表

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 下伊那郡阿智村は2日、村出身で信毎賞受賞者の写真・童画家、熊谷元一さん(98)=東京都清瀬市=の功績をたたえる「第11回熊谷元一写真賞コンクール」(信濃毎日新聞社共催)の入賞入選作品34点を発表した。テーマは昨年に引き続き「笑顔」で、一般の部最優秀の「元一写真大賞」には、兵庫県西宮市の清水清一郎さんの「里山のひな祭」が選ばれた。
 全国の395人から967点の応募があった。清水さんの作品は、荷台にひな人形が載る軽トラックの周囲で女の子がはしゃぐ、かわいらしい様子を撮影。ほかに、泥遊びをする子どもや孫と触れ合うお年寄りらを写した、さわやかな笑顔のあふれる作品が多く寄せられた。
 表彰式は12日、同村昼神温泉郷の「熊谷元一写真童画館」で開く。入賞入選作品は9日−9月29日、同館で展示。またコンクールが昨年10周年を迎えたのを記念し、過去の入賞入選作品をまとめた写真集を近く発刊する。
 一般の部の主な入賞作品と受賞者は次の通り(敬称略)。
 ▽阿智村賞 「しあわせの時」富井保光(野沢温泉村)▽信毎賞 「ワア…ワア…逆さまダ…」大勢登雅史(横浜市)▽JAみなみ信州賞 「僕はドロンコ」真次弘(東京都八王子市)▽優良賞 「微笑(ほほえ)む麗人」大原玉市(愛知県豊橋市)、「おかめ」佐藤信一(松川町)
【写真説明】「元一写真大賞」に選ばれた清水清一郎さんの「里山のひな祭」

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