県世論調査協会と長野オリンピック記念長野マラソン大会組織委員会は３０日、４月に開催された第１０回大会の出場者アンケート結果をまとめた。参加した感想は、「かなり満足」と「まあ満足」が計９３・８％と前回同様に高かった。「かなり満足」は、初めてと１０回連続の参加者で６割を超えた。
　調査は、県内外の参加ランナー７２１０人に大会記録証を郵送する際、調査用紙を同封して行った。５月８日−６月１２日の調査期間中、１０６２人から回答を得た（回収率１４・７％）。
　参加動機は、「実力を試す・自分への挑戦」が６６・２％で、これまでの調査と同じくトップ。２番目は、前回から選択肢に加えた「沿道の応援が楽しみ」の４９・１％で、前回より５・３ポイント増えた。減少傾向にあった「長野オリンピックの理念を継承する大会」も増え、２０・２％だった。
　土産品を「買った」人は前回比７・８ポイント増の７１・３％で、金額は３０００円以上５０００円未満が多かった。