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2008年6月20日〔メディア局〕
信濃毎日新聞社など国内の主要新聞社46社でつくる「デジタルビジネスコンソーシアム」と広告最大手の電通など3社は19日、地域の特産品を厳選したインターネット通販サイト「47CLUB(よんななクラブ)」の本格展開に向け、共同出資による新会社を7月1日に設立することで合意した、と発表した。年内に参加店舗数を倍増させ1000社の出店を目指す。
新会社名は「47CLUB」で、資本金は1億4000万円。インターネット広告会社のサイバー・コミュニケーションズ(東京)も出資する。会社設立後は、検索連動型広告など急速に発達しているネットの手法を活用。テレビや雑誌などとも組んでサイトの認知度を高める方針だ。
通販サイト47CLUBは、昨年4月に開業。各新聞社がそれぞれの地域で培ってきた信頼や情報を生かし、郷土色豊かな特産品や新商品など約8000点を現在扱っている。開業から1年を経て、一定の売り上げが出ていることから事業を本格展開することにした。地域の専門家や新聞社社員が薦める商品を売り出し、百貨店などとの連携も強化して販売活動を多様化する。
信濃毎日新聞社は、47CLUB上で「信州の逸品」と銘打ち、県内19事業者の産品を紹介している。果物、酒、菓子、そば、おやきといった食品が中心で、ガラス器や保湿クリームなども購入できる。近く10事業者の産品を追加する予定だ。
47CLUBのサイトはhttp://www.47club.jp/webshop/main。信濃毎日新聞社のホームページ「信毎web」(http://www.shinmai.co.jp/)からもアクセスできる。