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新聞の歴史や活用学ぶ 長野の公民館で講座始まる

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 長野市の吉田公民館は11日、地区住民対象に「新聞わくわく講座」を開いた。本年度からの取り組みで、新聞の歴史や紙面構成、新聞作りの過程を学び、さまざまな活用策を考える。初回は住民12人が、この日の朝刊を開きながら各面の内容や役割などに耳を傾けた。
 信濃毎日新聞社読者センターの畑光一次長が「今日の新聞を読みましょう」と題して話した。地域面や社会、総合、経済面など各ページの内容を紹介し、「朝刊1部には文庫本2冊と同じくらいの情報量がある」と説明。見出しや記事の第1段落を読むだけで記事の内容が分かるよう工夫している−などと説明した。
 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の記事に関心があるという佐藤誠治さん(84)は「生活にかかわる問題で注目している。背景を読めるのが良い」と話した。講座は7月まで計4回開く。参加者は今後、関心のある記事を切り抜き、最終回にテーマ別のスクラップ新聞を作る。
【写真説明】新聞への理解を深めてもらおうと開いた新聞わくわく講座

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