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2008年6月 7日〔NIE〕
県新聞活用教育(NIE)推進協議会は6日、2007年度に実践校に指定された県内小中高校の事例発表会を長野市の信濃毎日新聞本社で開いた。06年度からの継続校を含む12校が、裁判員制度や環境問題などの記事を教材にした学習の効果や工夫を報告した。
小諸市芦原中の須江猛教諭は社会科の実践例を紹介。生徒が参院選前に新聞を読み、主な政党の主張の違いを表にしたり、模擬投票をしたりした。裁判員制度についても調べ、記事から制度の狙いを考えた。須江教諭は「授業の狙いに合わせ、ふさわしい記事を探しておくことが大切だ」と指摘した。
諏訪二葉高(諏訪市)の本山修教諭は新聞各紙を読み比べる授業について発表。沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定に抗議する沖縄県民集会の記事の大きさ、論調が、新聞によって異なることを知り、「生徒たちは自分と異なるさまざまな考えがあると感じていた」とした。
08年度の実践校7校も交えて意見交換。「時間をかけて記事を読んだり、まとめたりするNIEは、インターネットなどで学ぶより学習内容が定着するのではないか」といった声が出ていた。
【写真説明】新聞を使った授業について報告したNIE実践事例発表会