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「地産地消の食を」 塩尻の信毎ホール完成記念講演

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 信毎販売(塩尻市)は、塩尻市大門泉町の塩尻営業所2階を改装して「信毎ホール」を新設し、18日、こけら落としとして料理研究家横山タカ子さん=長野市=の講演会を開いた=写真。市内の主婦ら約100人が訪れた。
 横山さんは「もう一度『家食』を見直そう」と題して講演。中国製冷凍ギョーザ中毒事件を例に挙げて「家で作る食事が今ほど重視される時代はない」とし、地産地消を基礎に信州の旬に合わせた食事を提唱した。
 ホールは約160平方メートル。同社や信濃毎日新聞社がイベントを開くほか、展覧会などで一般への開放も検討している。信毎販売の小松盛喜社長は「『もっと近くで話したい』という社のテーマに沿い、地域の皆さまとともに活動する拠点にする」と話した。
 6月11日に県信濃美術館学芸員による「おもしろ美術講座『東山魁夷と信州』」(無料・要予約)、同13−16日は着物の縫い直しや染め変えをテーマとした「きものビフォーアフター展」(無料)を開く。問い合わせは同社(電話0263・52・2220)へ。

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