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「生活の中で憲法を考えて」 松本で本紙主筆の講演会

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 信濃毎日新聞の中馬清福主筆の講演会「手放した青い鳥は戻らない」が15日、松本市内であった。コープながの(長野市)の「ピースアクションプロジェクト」主催。中馬主筆は会場を埋めた約120人に「暮らしの中で憲法九条について考えてほしい」と呼び掛けた。
 中馬主筆は、国旗国歌法制定の過程で政府が「何の強制もない」と説明したのに、制定後は君が代の伴奏や演奏時の起立などを拒否した教職員たちが処分されたことを挙げ、「まったくのペテン」と断じた。また、「憲法は正座して読むのではなく、台所で茶わんを洗いながら考えてほしい」と、生活に引きつけて考える大切さを話した。
 会場には同プロジェクトが募集した平和川柳などの展示があり、来場者は「慣れすぎて スリル求める 平和ボケ」などの作品に目を通していた。

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