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2008年3月 6日〔広告局〕
信濃毎日新聞社主催の「長野県の企業ガイダンス」は5日、伊那市で開いた=写真。来春の就職を目指す学生たちが会場を訪れ、製造、流通、サービス、建築・住宅など約20社の採用担当者から業務概要などについて話を聞いた。
主要企業は来春も採用を増やす意向とされる。参加した製造業の担当者の一人は「学生が、大手企業に関心を示していることを実感する。地元企業としては、上伊那出身者に将来の生活設計まで考えて選んでもらいたい」と話し、学生たちに会社見学を勧めていた。
伊那市出身で愛知県の大学に通っている文系男子学生(22)は「売り手市場と言われるが、景気後退感もある。就職活動は、自分で頑張らなくては」と表情を引き締め、「合同説明会は、担当者と直接話す中からネット情報では分からない企業の具体像が浮かぶ。ありがたい」と話していた。