２００９年春卒業予定の大学生らを対象にした県内企業の合同就職説明会（信濃毎日新聞社主催）が１８日、２日間の日程で長野市のホテルメトロポリタン長野で始まった＝写真。参加企業が計１６０社と昨年同時期の説明会の１５１社を上回ったため、２日間に分けた。初日は学生約６６０人が訪れ、採用担当者の説明を聞いた。
　来春も引き続き「売り手市場」とされる。自社製品を机に並べたり、大型テレビで自社のＰＲ映像を放映したりして、学生の関心を引きつけようとする企業も目立った。
　東信の電子機器メーカーの採用担当者は「今春は思うような人数を採用できなかった。来春に向けては、早い段階で有望な学生と密接なつながりを持ちたい」。長野市の男子大学生は「景気の先行きは気になるが、後悔しない就職活動をしたい」と話していた。
　１９日は正午から同ホテルで。その後も県内各地で開催する。