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2008年2月16日〔NIE〕
教育に新聞を活用する「NIE」の実践校になっている諏訪二葉高校(諏訪市岡村)で15日、同じニュースが新聞各紙でどのように扱われているかを比較する公開授業が行われた。沖縄戦で日本軍が住民に「集団自決」を強制したとの記述が教科書検定で削除された問題について、信濃毎日新聞など地方紙と全国紙計8紙を比べた。
「情報」の授業の一環で、1年四部の生徒41人が出席。「集団自決」の削除に抗議した昨年9月の沖縄県民大会を報道した記事について比較し、記事がどの面に掲載されているかや、見出し、写真の大きさなどを見比べた。
記事が掲載されていない新聞があった一方で、1面のほぼすべてを使って報じる沖縄県の地元紙もあり、牛山奈々美さん(16)は授業後「いろいろな見方を知った上で自分なりの解釈をしていきたい」と話した。授業をした本山修教諭(34)は「自分と違った意見を知りながら、社会への関心を深めてほしい」と期待していた。
【写真説明】沖縄戦の「集団自決」に関する教科書記述をめぐる問題で各新聞の扱い方を比べた授業=諏訪二葉高校