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関心持った記事を発表 飯山・木島小で公開授業

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 教育に新聞を活用する「NIE」に取り組んでいる飯山市の木島小学校で25日、文章読解力や自己表現力の向上を狙いに新聞記事を国語学習に生かす5年生(34人)のクラスの公開授業が行われた。同校は、日本新聞教育文化財団指定のNIE実践校。児童たちは5班に分かれて、関心を持った記事について発表し合った。
 5年生は昨年11月から新聞を生かした学習を始め、1日2人ずつが、好きな記事を級友に発表する取り組みを続けている。公開授業で児童たちは、日本人選手が活躍する米国・大リーグや、建築物の吹き付けアスベスト(石綿)の健康被害など多様なテーマの記事を説明。内容に沿ったクイズを出すなど工夫を凝らしていた。
 食料品の値上げを扱った丸山遼(はるか)君(11)は「みんなの興味を引けるように発表することが難しかった。新聞は日本や世界のことが分かるから勉強になる」。担任の大沢幸教諭は「社会事象を自分なりに見ていくことを考えてほしい」と期待していた。
【写真説明】公開学習で新聞を使う学習に取り組んだ飯山市木島小学校の5年生たち

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