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2007年12月 5日〔メディア局〕
人間の活動によって外国から持ち込まれ、日本で野生化した帰化植物。海や空港から遠い信州は、寒冷な気候風土もあり、大都市などに比べると分布比率は低かったのですが、近年、野山や河川敷への“侵略”ぶりが各地で大きな問題になっています。そんな県内の帰化植物のすべてが分かる図鑑が登場しました。
著者は、信大名誉教授の土田勝義さんと県自然観察インストラクターの横内文人さん。野外活動歴が長い2人が、県内全市町村役場の敷地での帰化率(全種類に占める帰化植物の割合)の調査をはじめ、各地の山野、河川敷、休耕田、道路、水辺、荒地などで確認した帰化植物を、105種のカラー写真図鑑と445種類の目録にまとめました。
霧ケ峰高原のヒメジョオン類、天竜川河川敷のアレチウリやニセアカシアのように、帰化植物は大繁殖と在来種への圧迫で目の敵にされることが多くなっています。でも、写真図鑑をひもとけば「えっ、これも?」と、異国から来て信州に根付いた植物をいくつも発見できるでしょう。A5判、224ページ、定価2100円(税込み)。