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信毎ホームページ大賞2007 心とらえる作品が上位に

 「信毎ホームページ大賞2007」(協賛・キヤノンマーケティングジャパン)は本審査の結果、グランプリに静岡市の大学院生、川島崇さんの作品、「嗚呼すばらしき世界BLOG」を選びました。また、各部門の優秀賞、ウェブ投票得票上位3作品も決まりました。
 「嗚呼すばらしき世界BLOG」は、1年半に及ぶ、世界60カ国を巡った旅の記録です。ブログを利用して、行き先での出会いなどをつづっています。被写体の笑顔が素晴らしい写真と、あるときは笑い、あるときは涙がにじんだエピソードの数々が、心をとらえます。今年から新設の「審査員・高城賞」も獲得しました。
 部門別優秀賞のうち、ライフ/情報部門の「長野市『信州・風林火山』特設サイト 川中島の戦い」は、第四次川中島の戦いを再現したアニメが力作でした。ブログ部門の「車いす、フルスロットル」は、障害を越えて前向きに生きる作者の姿勢に好感が持てました。
 特別賞は、ライフ/情報部門にノミネートされた「とってもわかりやすい自閉症のページ」を選びました。「自閉症を知らなかったけれども、興味を持ち始めた人に知ってほしい」という作者の狙いと、載せているコンテンツがマッチしていて、非常に分かりやすいサイトになっています。
 本審査は、群馬大教授の下田博次さん、映像作家の高城剛さん、デジタルライターの三井貴美子さんが、ノミネートされた40作品を採点しました。グランプリと部門別優秀賞は、3氏の得点を合計して決定しました。各審査員賞は、審査員の方が最高点をつけた作品を選んでいます。
 ウェブ投票は9月6日から10月5日までの1カ月に、1537件の有効票がありました。得票の上位3作品を表彰します。

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