<前の記事 | トップ | 次の記事>

第2回ニュース検定 9日まで締め切り延長

 第2回ニュース時事能力検定試験(NPO法人日本ニュース時事能力検定協会、信濃毎日新聞社など主催)が12月2日に開かれます。9月2日に開催された第1回検定には、県内の約160人をはじめ、全国で1万1865人(2級3608人、3級5674人、4級2583人)が申し込み、合格率は2級51%、3級49%、4級64%でした。全国的に関心が高いため、第2回の申し込み締め切りを11月9日まで延長しました。ふるってご応募ください。
 検定は四肢択一で試験時間50分。各級60問が出題され、第1回はそれぞれ65点を合格ラインとしました。「大学のAO(自己推薦)入試に役立てたい」「就職活動の準備に」など幅広い年齢層が、それぞれの思いと目標を持って挑戦。最難関の2級の最年少合格者は14歳の中学2年生女子、最年長は80歳男性でした。
 第2回は、新たに5級を設けるほか、第1回検定での2級合格者が1級にチャレンジできます。県内の試験会場は、長野市の長野経済短大と松本市の松本大の2カ所。申し込みは、ニュース検定のホームページ(http://www.newskentei.jp/)か、一部書店で配布している申込書で。問い合わせは、検定事務局(電話0120・171067)へ。

20071014.jpg


おや、と思ったら挑戦を 池上彰さん(日本ニュース時事能力検定協会理事=ジャーナリスト・元NHK記者)07110712.jpg
 ふだんのニュースは、どこから得ているのでしょうか。テレビから、という人が多いのが現実でしょう。それはそれでいいのですが、ニュースの中には映像化がむずかしいものがあります。そうしたニュースは、簡単に済ませてしまうことが多いのが、テレビニュースの悲しい現実です。
 また、いささか複雑なニュースですと、単なる印象として受け止め、思わぬ誤解をすることがあります。そのニュースの本質はどこにあるのか、意外にわからないのです。
 そんなとき、「ニュース検定を受けよう」という明確な目的を持ちますと、ニュースに対する関心の度合いはグッと増します。新聞記事をじっくり読むようになるでしょう。それによって、あなたの社会に対する関心は高まり、知識は増え、社会を見る目も養われます。
 ここに掲載されている問題を見て、「おや、これならなんとかなりそうだ」と思ったら、挑戦してみることをお勧めします。あなたの人生が、さらに広がることになりますよ。

<前の記事 | トップ | 次の記事>

インフォ内検索

発信元


記事アーカイブ

信濃毎日新聞社