◇新着情報
- [1/ 6]15年春採用の社員を募集 4月2日締め切り
- [1/ 4]「第21回信毎賞」推薦3月末まで受け付け
- [12/27]写真コンクール入賞作品決まる
- [12/21]AC長野、優勝の軌跡 記念グラフ21日発売
- [12/19]信大で合同就職説明会 東海地区の12社参加
- [12/10]新卒者向け就職説明会 長野の会場に大学生ら200人
- [12/ 4]課題写真コンクール15日締め切り テーマは「行楽」
- [12/ 1]サンクトペテルブルグ室内合奏団 長野で18日演奏会
2007年11月 6日〔メディア局〕
茅野市の蓼科中央高原でフランス料理店を経営するシェフ藤木徳彦さん(36)が、信州の食材を使ったフランス料理を紹介する「フレンチで味わう 信州12か月」を信濃毎日新聞社から出版した。季節の食材の魅力を生かした約80点を、家庭でも作れるように分かりやすい調理法で提案。食材の豊かな信州で、地域に根差した食の発信を続けたい−との思いを込めている。
秋、冬、春、夏の季節ごとに章を分けた構成で、野菜や果物、キノコ、肉や魚介類といった旬の材料の持ち味を引き出すレシピを紹介。煮込み料理やグラタン、サラダ、デザートなど多彩で、写真も色鮮やかだ。
レシピのほかにも、食材の加工や保存のこつ、生産者の思いや食材の誕生にまつわるエピソードなども掲載。藤木さんの薦める食材についてのコラムなど読み物も充実している。
藤木さんは東京都出身。26歳で同高原にフランス料理店「エスポワール」を開いた。信州ならではの食材の発掘、地元食材を使った料理教室での指導、野生の鳥獣肉を使うジビエ料理の紹介といった活動をしている。藤木さんは「この本を日常的に開いてもらい、家庭の味のアレンジをしてほしい」と話している。
B5判、104ページ。定価1680円。県内の書店や信毎販売店で購入できる。
【写真説明】家庭向けにフランス料理のレシピを紹介した著書「フレンチで味わう 信州12か月」を手にする藤木徳彦さん