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2007年10月 5日〔読者センター〕
信大教育学部(長野市)で4日、教員を目指す学生らが新聞を活用した教育(NIE)の進め方などを学ぶ「新聞活用教育概論」の授業が始まった。同学部と信濃毎日新聞社が連携し、本社役員や記者、元小学校長らが講師を務める。民間企業と連携した授業は同学部で初の試みだ。
この日は学生20人余が受講し、三島利徳・本社論説委員ら講師陣があいさつした。
授業を担当する県新聞活用教育(NIE)推進協議会会長の渋沢文隆教授が、学生に新聞をとっているかどうかを尋ねると、半数ほどが挙手。毎日読んでいる学生は数人で、「授業を機に新聞を知り、もっと読むようにしたい」と話す学生もいた。
授業は来年1月まで、毎週木曜日に行う。11日と18日は長野市の本社と長野製作センターを見学して講義を受け、新聞がどのように作られているかを学ぶ。新聞の特徴や社会的役割、歴史、メディアリテラシー、記者の取材活動、小中学校でのNIE実践例などについて講義を受け、学生が授業プランを立てる取り組みもある。
渋沢教授は「まず新聞全体を理解し、効果的な学習をするためにどう新聞を活用できるかを考えてもらう」と話している。
【写真説明】信大教育学部で始まった新聞活用教育概論の授業。三島利徳・本社論説委員ら講師陣があいさつした=4日、長野市