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2007年8月 8日〔メディア局〕
心の安らぎを求め、また古来の文人にならい、若い女性から中高年まで展墓(墓巡り)を趣味とする人が増えています。本書は、知的な興味とともに県内各地の社寺を巡りたい人に格好の1冊です。
「風林火山」に登場する武田の武将、諏訪御料人、真田一族や佐久間象山、雷電ら信州ゆかりの歴史上の人物37人の墓と、神として祭る神社のルポルタージュです。住職や宮司、子孫へのインタビューをもとに、その人間像と生きた時代に思いをはせています。
木曽だけでなく千葉県旭市でも名城主として慕われる木曽義昌、武田信玄の最期を伝える下伊那郡阿智村の長岳寺、大酒飲みの雷電が父のために建てた東御市のしゃれっ気のある墓、没後74年にして長野市松代町で神になった象山など、エピソードがいっぱいです。
著者は、フリーライターの北沢房子さんと写真家の安藤州平さん。「信州休日の社寺巡り」(中南信編・東北信編)で100カ所の社寺を取り上げ、その奥深い魅力のとりこになったコンビが3年がかりで著しました。A5判、252ページ、定価1890円。
7月の新刊として、森の生き物たちの生態を紹介する「森の『いろいろ事情がありまして』」(ピッキオ編著、A5判、186ページ、定価1680円)もあります。