信毎販売は３１日、飯田市江戸浜町に移転新築した飯田支店の完成祝賀会を市内のホテルで開いた。地元の行政や経済団体代表ら約１５０人が出席し、門出を祝った。
　小松盛喜社長は「飯田市制が７０周年を迎えるなど、飯田下伊那地方の歴史の節目に新支店完成も迎えることができ、感慨深い。地域により親しまれるよう、従業員一同努力していきたい」とあいさつ。来賓として出席した田山重晴・県下伊那地方事務所長は「新聞が毎朝家に届けられるというのは、一種の文明とも言うべき素晴らしいこと。民主主義を支えるという意味でも、その役割は極めて重要」と述べた。
　６月２４日から営業を始めた新支店は、飯田市の市街地や上郷、松尾地区が主なエリア。地域とのふれあいをコンセプトに掲げ大会議室を一般に開放したほか、太陽光発電普及に取り組むＮＰＯ法人「南信州おひさま進歩」（飯田市）などのプロジェクトに参加し、屋上には太陽光発電パネルを設置している。
　新支店の住所は飯田市江戸浜町３６８６の１（電話０２６５・２３・６２６９、ファクス０２６５・２３・６５９１）。
【写真説明】飯田市内で開いた信毎販売飯田支店の完成祝賀会