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脳の重さ体験や触れる標本 長野で「人体の不思議展」

 長野市箱清水の県信濃美術館で7月22日まで、「人体の不思議展」を開いています。体の構造を知り、命の大切さを理解していただけるよう、展示品の配置に沿って会場を紹介します=会場案内図参照。
 第1会場は、第2会場脇の廊下を通り、左側スロープを上った2階にあります。まずは、体内で情報伝達の役割を担う神経系の展示エリアです。続いて、骨組みとそれを支え動かす筋肉の構造が分かる筋骨格系の展示があります。
 階段を下りて1階にある第2会場では、筋骨格系の一部に続き、呼吸・循環器系、血管標本が並んでいます。毛細血管の繊細さは驚きです。消化器系、泌尿生殖器系、病的標本とエリア別の展示があり、最後は、脳の標本を持ち上げて重さを体験できるコーナー、触れることができる全身標本、脳年齢と骨密度の測定コーナーです。出口は入り口と別のため、再入場はできません。
 入場料は、当日券一般1500円、中高生700円、小学生400円。6月は水曜日休館ですが、7月は無休です。開館時間は午前9時から午後5時までで、7月の金土曜日は午後6時まで開いています(最終入場は閉館時刻の30分前)。
 会場の駐車場には限りがありますので、バスや電車などの公共交通機関をご利用ください。問い合わせは、開場時間中に会場事務局(電話026・231・5022)へ。

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