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<信毎の本>家食パラダイス!

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 「家食(いえしょく)」とは、家で食べる食事、あるいは家族と食べる食事を指します。家庭での食事にスポットを当て、食を豊かに楽しむための実践方法やアイデアをまとめた、新しい形の「食」のガイドブックが誕生しました。
 健康食品に関する情報が、一夜にして日本列島を駆けめぐる一方で、健康や栄養を考えず、食べることで得られるはずの心の豊かさを感じることもない「おなかがいっぱいになればいいや」という食事が増えています。「食育」が注目されていますが、多くの食品や食の情報があふれ、それらに惑わされずに暮らしていくのも、毎日「食」のことだけ考えるのも難しいことです。
 そんな中、楽しみながら続けられる程度に「食」を意識するには、どうすればいいのか。本書は、県内在住の約200人を対象に行ったアンケートをもとに一般家庭の朝食と夕食を写真付きで紹介するほか、食や食育に携わるプロたちが1週間の食事を公開。家食ステップアップの鍵を集めた特集や、健康や栄養、食の安全などに関するQ&Aなど、役に立つ情報が盛りだくさんです。監修は広田直子松本大学教授、信毎出版部編。B5判、120ページ、定価1575円(税込み)。
 このほか新刊として、料理研究家横山タカ子さんの人気レシピシリーズ第3弾『作って楽しむ信州の保存食』(B5判、112ページ、定価1785円)、元信大農学部教授で雪崩研究の第一人者である若林隆三さんによる『雪崩の掟(おきて)』(A5判、192ページ、定価1680円)があります。

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