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<信毎の本>新版 信州雪形ウォッチング

新版 信州雪形ウォッチング
D51 木曽路を走る

 信濃路に春の到来を告げる雪形。北アルプスや中央アルプスを中心に県内の代表的な雪形を紹介して好評だった「信州雪形ウォッチング」が、さらにパワーアップして新版になりました。
 雪形は山肌に現れる自然の隠し絵のような存在。頭はどこ? しっぽはどちら向き? 分かってしまえば単純ですが、初めて向き合う人にとっては分かりにくいもの。新版ではイメージしやすいように具体的な姿をイラストで表現しました。
 新たな雪形は中ア・将棊頭山の双馬、雨飾山の鶴など4種。計27種を紹介しています。
 いつ、どこで、どの方角を望めば見つけることができるのか。著者の近田信敬さん(白馬村在住)が、自身のエピソードをまじえて詳細に説明。出現位置の目安を示す山岳パノラマ図も一新しました。
 子どもからお年寄りまで、だれでも気軽に楽しめる雪形探し。伝承にこめられた、いにしえの人びとの思いに心をはせつつ、めぐり来る春を楽しんでみませんか。A5判、144ページ、オールカラー、1680円(税込み)。
  このほか1月の新刊として、元国鉄木曽福島機関区の機関士・二村博文さんが現職時代に撮影した蒸気機関車の写真集『D51 木曽路を走る』(横変型判、144ページ、3150円)があります。

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