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2006年11月12日〔読者センター〕
県内の新聞・通信各社と県教委、県内教育団体でつくる県新聞活用教育(NIE)推進協議会(会長・渋沢文隆信大教授)は11日、県NIEセミナーを長野市の信濃毎日新聞本社で開いた。教員や報道関係者ら約40人が参加。実践報告などを通じ、教育現場での新聞の活用法について話し合った。
6日からのNIE週間に合わせて開き、今年で2回目。信濃毎日新聞社の猪股征一専務が「新聞社からNIEに期待すること」と題して基調講演。興味本位の「私」の情報が広まる傾向がある中で、新聞は社会のあるべき姿を考える「公」の情報を提供しているとし、「NIEを『公』を考える教育との連帯の場として位置付けたい」と呼び掛けた。
実践報告では、須坂高校定時制(須坂市)の木内清教頭が、地域住民を対象に新聞を使って意見交換する生涯学習講座を開いたことなどを紹介。松本筑摩高校(松本市)の有賀久雄教諭は、スクラップした記事に親子で考えたことを書く「ファミリーフォーカス」の取り組みを報告し、「相互理解が深まっている」と述べた。
渋沢会長は閉会後、「長野県で開く09年度NIE全国大会に向け、さらに理解を広めていきたい」と話していた。
【写真説明】教員や報道関係者が集まり開いた県NIEセミナー=11日、長野市の信濃毎日新聞本社