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<信毎の本>長野県版まるごと介護の本 制度改正後初

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 信濃毎日新聞社はこのほど、「長野県版まるごと介護の本」を出版した。新たな予防サービス導入などを柱にした昨年度の介護保険制度改正と、保険を運営する市町村の合併が一段落したのを受け、制度の改正点などを分かりやすくまとめた。
 長野大社会福祉学部の合津文雄教授が監修。予防重視に転換した制度の新しい仕組みを図解などで示し、介護度に応じた手続きの進め方や利用できるサービスを説明している。
 ページごとに「一般高齢者」「特定高齢者」「要支援1、2」「要介護1−5」のマークが付き、自分や自分の家族の関係部分に絞って読むこともできる。
 このほか、ケアハウスなどの利用者をルポした「老いの場所それぞれ」、介護の基本的な心得「家族で決めたい7つの大切」、食事や入浴、排せつなどの不安や疑問に答える「体験者・専門家にお知恵拝借 介護の悩みQ&A」など、さまざまな角度から介護の情報を提供している。
 また、81市町村ごとの介護保険料や利用料減免措置、軽度生活援助実施状況などや、県内の介護サービス事業者を一覧表でまとめた。
 A4判変型、230ページ。県内の書店、信毎の本オンラインショップで扱っている。

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