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2006年9月 6日〔メディア局〕
四季折々、咲き乱れる花々は、どのように開花期を選ぶのだろう。それは生態系の中で、どう位置づけられるのだろう。そんな疑問を持った小林正明・飯田女子短大教授(前飯田高校長)が、自宅のある飯田市を中心に県内各地で観察を重ねた成果です。
取り上げた植物は、身近に咲く園芸種も含め529種。それぞれの平均的な開花日を日単位で特定して並べました。観察結果からは、個体差や年ごとの前後はあるものの「種類ごとの開花順は変わらない」という“花の秩序”が見えてきます。
その花は、いつ咲くのか? 一番の関心事がたちどころに分かります。
次々と咲いていく植物には、5月下旬と8月上旬に開花のピークがあります。その盛りをつくるのは、在来種が中心でした。地道な観察のまとめとして、開花の意外な姿も伝えています。
A5判、オールカラー256ページ、定価1890円(税込み)。