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2006年8月 2日〔メディア局〕
毎週水曜の本紙朝刊の片隅で、小気味よいテレビ評論を展開して異彩を放つ町山広美さんの連載コラム「怪しいTV欄」。5年半にわたる268編を収録した単行本が出版されました。
町山さんは連載の依頼を受けた時、戸惑ったそうです。長野県の読者からすれば、「東京のテレビの人」である自分はいかにも浮ついた怪しい女に見えるに違いない…。その「怪しい」がコラム名となったという。
本書で町山さんのまな板に載せられた芸能人、タレント、有名人は、巻末の「怪しい索引」にあるように400人・組に上ります。その中で最多登場は小泉首相の29回。テレビを意識した言動に対する町山さんの歯に衣を着せない分析と批判は、そのままユニークな宰相論となっています。
どんなに辛口でも、他人事(ひとごと)だから笑って読めること請け合いです。四六判、280ページ。税込み1470円。