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2006年6月 7日〔読者センター〕
信濃毎日新聞社に、学校や企業、団体などから講師派遣の申し込みが相次いでいます。小学校の新聞づくり教室や大学の公開講座、新聞を活用した企業の新人研修、講演など多岐にわたり、主として読者センターを窓口に可能な限り要望に応じています。
小学校の新聞づくり教室は、毎年7・8月に作品を受け付ける「長野県こども新聞コンクール」(本社主催)に向け記者やOBが出向いて、信毎が独自に作製した補助教材などを使い、取材の仕方や記事の書き方、紙面作りなどを教えています。今年は6・7月の教室開催期間に、約20校から講師派遣の申し込みが来ています。
また長野本社や一部の支社で中学生の職場体験が始まりました。10日には長野本社で県高校文化連盟新聞部会の「新聞作り技術講習会」が開かれ、高校の新聞部生徒らを対象に、本社各部署の担当者が取材・執筆の方法、写真の撮り方、見出し・レイアウトの基本などを教える予定です。
大学では、5月15日に長野市の長野経済短大で「就職のための新聞活用講座」が開かれ、講師を派遣しました。6月下旬から7月中旬には、山梨学院大商学部(甲府市)の専門科目「メディアとビジネス」(当社担当分3回)にも講師を派遣します。そのうち1回は商学部特別公開講座「メディアとビジネス 2006」として、一般市民に公開します。9月からは上田市の長野大学で、「地域とジャーナリズム」の公開講座(全13回)を信毎が受け持つことになっています。
社会人向けには、信毎販売センターとタイアップし、企業の新入社員らを対象とした「ビジネスに生かす新聞の読み方・活用法」の出前講座が5月から始まりました。新人研修にうってつけと好評で、早くも20社近い申し込みがあります。
このほか、県公民館運営協議会の公民館報研修会や各地の老人大学などからも講師依頼があり、それぞれ担当者や論説委員などを派遣しています。また本紙1面の大型コラム「考」の筆者である中馬清福主筆には講演依頼が相次いでいます。
【写真説明】企業の新人研修で、当日の朝刊を使って行った「ビジネスに生かす新聞の読み方・活用法」講座=長野市桐原の「本久」本社