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2006年5月27日〔メディア局〕
信濃毎日新聞一面の俳句コラム「けさの一句」が本にまとまった。作家・評論家の村上護さん(64)=東京都渋谷区=が2005年1月から1年間、季節に合わせて選んだ1日1句を中心に収録。俳人たちが日ごろの暮らしの中から独自の視線で切り取った、ユーモアや感慨、豊かな季節感が伝わる歳時記へと仕上がっている。
けさの一句は1993(平成5)年5月から朝刊一面に載り、読者から問い合わせもある人気のコラムだ。軽妙で深みのある村上さんの解説文に加え、掲出句それぞれの季語を明記し、俳人の略歴も付けた。俳句愛好者のテキストにもしやすいよう、初句や季語、作者の索引を巻末にまとめた。
また、「梅みる心」「七夕の笹竹」など、折々の風物をめぐるエッセー「季の言葉(ときのことのは)」8編を収録。装丁には、上伊那郡高遠町(現伊那市)出身の洋画家・書家の中村不折の書から「雪」「花」などの文字を選んで配し、俳句のおかしみや軽やかさを表現した。
信濃毎日新聞社刊。四六判で1260円。224ページ。県内の書店や信毎販売店で取り扱っている。
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