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2006年1月 8日〔メディア局〕
1月の新刊です。
長野県諏訪郡原村出身で日本の彫刻界に新たな礎を築いた清水多嘉示、そのパリ滞在の足跡を本人が残した資料を中心に振り返る。
1920年代のパリは世界からの芸術家が集う美の坩堝(るつぼ)と化していた。清水の師となったブールデルやジャコメッティー、藤田嗣治、イサム・ノグチ、小山敬三らとの幅広い交遊は興味深い。特に当時の写真、滞仏を支えた諏訪の人々への手紙は、フランスの文化背景や日本人の交流を知る上で貴重な記録である。
清水は帰国後、武蔵野美術大学創設に参画し晩年には日本芸術院会員、文化功労者に選ばれている。故郷原村に清水の作品を展示している八ヶ岳美術館がある。
▽井上 由理著
▽B5判、100ページ
▽定価(税込) 1,680円
▽ISBN4-7840-7010-9 C0071
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