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2005年12月10日〔編集局〕
信濃毎日新聞が1月から6月まで社会面に連載した企画「日中を生きる」が、「第11回平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)賞」の奨励賞に選ばれ、9日、東京・日本青年館で贈呈式が行われた。
「日中を生きる」(7部構成、69回)は、戦後60年の節目に、一世から三、四世へとすそ野を広げる中国帰国者社会の実情を県内外や中国国内で取材、歴史を踏まえながら異文化を受け入れていく社会の在り方を提言した。報道部の伊藤隆次長、高森和郎、小松恵永、東条勝洋の各記者、写真部の宮坂雅紀記者が担当した。
審査委員の講評では「広範囲にわたる丹念な取材により、今まであまり報道されることのなかった帰国者たちの環境や生き方が明らかにされており、読む者に強い印象を残している」とされた。
PCJFは、反核・平和や人々の協同・連帯、人権擁護などを推進する報道に寄与したジャーナリストらを支援する目的で、色川大吉・東京経済大名誉教授らが設立発起人となり1995年に設立。今回は61点が候補に挙がった。
大賞の基金賞は、沖縄タイムス社と神奈川新聞社の共同企画「米軍再編を追う 安保の現場から」、毎日新聞社の「特集『戦後60年の原点』シリーズ」が受賞した。