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2005年12月 3日〔メディア局〕
生花の風合いを保つように加工した「プリザーブドフラワー」を使い、独自のアレンジを作っている長野市の坂本裕美さん(44)が、「プリザーブ&ドライアートの世界―出会いは時を超える」(信濃毎日新聞社刊、1785円)を出版した=写真。北欧のデザインや和の雰囲気も取り入れた作品の写真を掲載。多くを学んできたデンマークの様子も盛り込んだ。
B5判、80ページ。季節やイベントに合わせた作品50点のほか、基本となるアレンジテクニックも紹介している。プリザーブドフラワーに木の実、貝、ダチョウの卵の殻、コケ、ビーズ、リボン、和紙などをあしらった、落ち着いた雰囲気の作品が目を引く。
坂本さんは1995年からドライフラワーアート教室を同市内などで主宰。自らデンマークを訪れて仕入れる色を抑えた素材を使い、独特の作品を発表している。「街の様子やデコレーションがアレンジのヒントになる」といい、本書でも坂本さん撮影の写真で北欧の雰囲気を伝えている。
プリザーブドフラワーは、特殊な液に浸して加工し、生の花のような状態で保存できる花で、ここ数年人気が高まっている。坂本さんは「生の花と同じアレンジをしなくていい。いろいろな素材と組み合わせることで、表現の可能性が広がっていくことを知ってほしい」と話している。
信濃毎日新聞社本社(長野市南県町)1階エントランスホールでは、6日から1月6日まで、本書掲載作品を中心に坂本さんの作品20点を展示する。日曜・祝日を除く午前8時45分―午後6時(土曜は5時)まで。
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