松商学園は7日、初戦に向けて兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で2時間ほど汗を流した。前日に続き、打撃練習に半分以上の時間を割いた。
ピッチングマシンと投手の2カ所でフリー打撃を行った後は、走者を置いてケース打撃をした。藤森、小原、吉沢、田中ら8人が柵越えを放つなど調子は上向き。小尾監督も「かなり振れてきている。打球の速度も速い」と手応えを話した。
この日のケース打撃はは、アウトカウントごとにエンドランやセーフティーバント、盗塁も試す実戦的な内容。特にレギュラー候補には積極的に足を使わせ、初戦の戦い方をうかがわせた。主戦・田中は制球の調整を主眼に、ブルペンで30球ほど投げ込んだ。
<近江、念入りに練習 制球光るエース>
大会第2日に松商学園と対戦する近江は7日、兵庫県尼崎市記念運動公園球場で約2時間の練習を行った。
最初に目を引くのは体格の良さ。183センチ、80キロの堀捕手を筆頭に、180センチ前後の長身がそろい、体幹がしっかりしている選手が目立った。
最初のシートノックでは、内外野の中継プレー、バントシフトなどを確認。ひとたびミスが出ると、いったんノックを中断し、その場で再確認する入念さだった。
その後のレギュラー打撃には、左の村岡と橋本、右の野口と小熊の投手陣が2イニングずつ順に登板。滋賀大会の決勝で公式戦初の完投勝ちを収めたエース小熊は「コントロールが持ち味」と話した通り、直球とスライダーの制球の良さが光った。
初戦の先発投手は未確定だが、小熊は「投げるつもりで準備している」。6月30日に行った松商学園との練習試合には登板していないが、「盗塁が多いと聞いている。走者を出したらクイックモーションやけん制球で対処したい」と対策を練っていた。
【写真説明】シートノックを受ける近江の(右から)小熊、野口、橋本の投手陣