信濃毎日新聞ニュース特集「2007県議選」
期日前投票6万6000人 有権者の5.01%に、6日時点
2007年4月 7日掲載

 信濃毎日新聞社は6日、県内19市のうち、県議選が無投票となった飯山市、東御市を除く17市について、同日午後8時までの期日前投票者数を集計した。投票者数は計6万6631人で、告示日前日(3月29日)現在の有権者数に占める割合(投票率)は5・01%。県選管が4日発表した3日までの投票者数(2万3934人)に比べ、3倍近くに増えた。
 17市のうち、期日前投票の投票率が最も高かったのは、小諸市の9・20%。次いで安曇野市(6・21%)、駒ケ根市(6・09%)、伊那市(6・04%)などの順だった。小諸市選管は「期日前投票者数は昨年の知事選、今年1月の市議選の同時期を上回っているが、全体の投票率が連動して上がるとは言いきれない」とする。一方で、定数1の同市区が現職、新人による激戦模様となっていることを反映しているとの見方もある。
 ただ、選管担当者の中には「地域固有の争点が見えにくく、県会と前知事の対立のような話題性も少ない」との声も。中信の市の担当者は「昨年8月の知事選時に比べ、投票に訪れる人の数は少なく感じる」とする。
 町村では、現新4人が立候補している下伊那郡(定数2)の松川町では6日現在、795人(7・00%)、高森町では519人(4・89%)が投票。現元4人が争っている上伊那郡(同2)では、辰野町が1364人(7・57%)、箕輪町が1351人(6・76%)となっている。


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