8日の県議選投票日まであと2日となった6日、県選挙管理委員会などは早朝から県内各地で投票を呼び掛ける街頭活動を始めた。7日にかけて駅前や大型店など県内約150カ所に計約1000人が出て呼び掛けを続ける。
松本市のJR松本駅前では、そろいの法被姿の同市選管の担当者ら20人が、勤め先に向かう人や学生らに「8日は投票日です」などと声を掛けながらポケットティッシュを配った。
長野市のJR長野駅周辺での街頭活動には約30人が参加。県選管の矢島久和委員長代理は「若い人の投票率が上がらないのが悩み。選挙は民主政治の根幹であり、みんなでぜひ投票に行ってほしい」と話していた。
県議選の投票率は、1975年の85・35%から7回連続で低下しており、2003年の前回選は62・49%まで落ち込んだ。
【写真説明】県議選の投票を呼び掛ける県と松本市の選挙管理委員会職員と選挙マスコット「明推(めいすい)くん」=6日午前7時47分、松本市のJR松本駅前