信濃毎日新聞ニュース特集「2007県議選」
期日前投票2万9000人 前半4日間で有権者の1.85%
2007年4月 5日掲載

 県選管は4日、計26選挙区のうち19選挙区で選挙戦となった県議選(8日投開票)の3日現在の期日前投票者数をまとめた。期日前投票が始まった告示翌日の3月31日からの4日間で、計2万9286人が投票し、3月29日現在の有権者数158万3862人に占める割合(投票率)は1・85%だった。
 19選挙区のうち最も投票率が高いのは、小諸市(定数1)の3・56%。上伊那郡(同2)の2・79%、安曇野市(同2)の2・37%、下伊那郡(同2)の2・32%−の順で続いた。逆に須坂市・上高井郡(同2)は1・21%、上田市・小県郡(同4)は1・25%と低かった。
 市町村別の投票率は下伊那郡の天龍村7・06%が最高で、須坂市・上高井郡の小布施町が0・88%で最低だった。
 2003年の前回選は投票要件の厳しい不在者投票で、今回は選挙区も再編されたため単純比較はできないが、前回選は無投票だった佐久市区(定数2)を除く29選挙区で、前半の計5日間で2万3076人(同1・37%)が不在者投票。最終的には計9万7169人(5・76%)だった。
 4日間で前回の前半5日間の投票率を上回ったのは、期日前投票への理解が進んでいるためとみられ、県選管は「最終的な投票率の向上につながってほしい」としている。


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