信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

日本選手団発表 県関係16人が代表入り
2005年12月16日掲載
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 日本パラリンピック委員会が16日、発表したトリノ冬季パラリンピックの日本代表選手(男子30人、女子6人)に、県関係の16人が選ばれた。1998年長野大会のメダリスト、小林深雪選手(バイアスロン)、青木辰子選手(アルペンスキー)のほか、初出場選手もおり、活躍に期待がかかる。
 トリノ大会は4競技を実施。日本は車いすカーリングを除き、アルペンスキー、ノルディックスキー、アイススレッジホッケーに出場する。
 県関係は男子14人、女子2人。アイススレッジホッケー(男子15人)では、岡谷市を練習拠点にする長野サンダーバーズから8人が選ばれた。アルペンスキーの三沢拓、アイススレッジホッケーの馬島誠、上原大祐の3選手は初出場だ。
 この日、東京都内で記者会見した田村宣朝選手団長(日本障害者スキー連盟会長)は「3競技ともメダルを取りたい。国民に評価される成績を挙げる」と述べた。
 アルペンスキーは今後のW杯成績により、さらに4人が追加される予定だ。
 【写真説明】日本選手団発表の記者会見に臨んだ井上真司(左から3人目)ら=東京都内で
 県関係の代表選手は次の通り(敬称略)。
 【アルペンスキー】 青木辰子(長野協同データセンター、長野市)井上真司(顕正寺、小県郡真田町)谷口彰(相模組、北安曇郡白馬村)丸山直也(キヤノン販売、北安曇郡白馬村出身)三沢拓(マウントフット・カレッジ、東筑摩郡波田町)
 【ノルディックスキー】 小林稔(松本盲学校、松本市)小林深雪(日立システム、北安曇郡小谷村出身)伝田寛(長野市役所、長野市)
 【アイススレッジホッケー】 石田真彦(名古屋市)上原大祐(北佐久郡軽井沢町)加藤正(松本市)竹内俊文(駒ケ根市)福島忍(静岡県藤枝市)馬島誠(上伊那郡辰野町)松井順一(松本市)吉川守(飯田市)=いずれも長野サンダーバーズ


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