信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

諏訪市の浸水被害 上諏訪地区が72%
2006年7月26日(09:21)

 諏訪市災害対策本部は25日、今回の豪雨災害による市内の建物の浸水被害の調査結果を発表した。計1961戸が床上、床下浸水。諏訪湖が増水して河川が逆流したことによる浸水被害が大きかった上諏訪地区が床上452戸、床下955戸の計1407戸で、全体の72%を占めた。
 他地区は、中洲地区が276戸(床上50戸、床下226戸)、豊田地区は201戸(床上29戸、床下172戸)、湖南地区は49戸(床上11戸、床下38戸)。四賀地区は床下のみ28戸だった。
 同本部市民対策部の職員が20日から戸別訪問して調査した。同本部は「中心市街地が浸水した大変な被害。天竜川の改修促進と釜口水門の最大毎秒600トン放流を要望していきたい」としている。


<前の記事 大雨被害 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun