信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

伊那の土石流1キロ以上 西春近地区の被害大きく
2006年7月24日(09:10)

 小坂樫男伊那市長らは23日、陸上自衛隊のヘリコプターで市内の豪雨災害現場を約1時間視察した。
 小坂市長によると、西春近柳沢地区の土石流は前沢沿いに中央道の1キロ以上上流から流倒木などを確認。中央道が土石流を弱め、家屋への直撃を免れた状況が見て取れた。西春近では犬田切川、宮田村境の藤沢川などの上流でも崩落や地滑りを確認。「市内では西春近の被害が最大」という。
 地滑りで避難勧告が出ている高遠町藤沢松倉では、変化は確認できなかった。


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