信濃毎日新聞ニュース特集

大雨被害

諏訪市の浸水地区で消毒作業 2千世帯対象に
2006年7月23日(09:30)
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 諏訪市災害対策本部は22日、豪雨による浸水地区の消毒作業を本格的に始めた。泥水の浸水による感染症のまん延を予防するためで、床上、床下浸水が確認されている約2000世帯を対象に実施。同本部は「24日までに作業を終了させたい」としている。
 作業は、市職員と保健所などの県職員の計30人余と委託業者が17班に分かれて実施。浸水被害が大きかったJR上諏訪駅西口近くの大手地区では、市職員が軽トラックに積んだ動力式の噴霧器で家屋周辺に消毒液を散布、室内は背負い式の手動噴霧器で消毒した。
 同本部市民対策部の上原哲夫部長は「浸水地区以外に、下水道から水があふれた地域があるので、希望があれば作業したい」と話している。
【写真説明】浸水被害が多かった諏訪市大手の家屋周辺で消毒作業をする市職員


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