新潟県は20日、長野県内の豪雨災害避難所用に、プライバシー確保のための組み立て式仕切りカバー計20セットを贈った。2004年の中越地震で、長野県内から物資やボランティアの援助を受けた恩返しという。 渡辺博文防災局長ら職員5人が県庁や避難所を訪問。岡谷市の湊小学校体育館には5セットを設置した。仕切りカバーは広げると高さ1・5メートルのH型の壁になり、1区画が6畳ほど。渡辺局長は「プライバシーが守れないと疲労が増す。備蓄分をすべて持ってきた」と話していた。