信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
◆立候補者の略歴と第一声(届け出順、敬称略)
2006年7月20日掲載
村井仁
村井  仁(むらい・じん)
69歳 無新
会社役員[元]国家公安委員長兼防災、食品安全委員会担当相・金融担当副大臣・衆院大蔵委員長◇東大経卒◇長野市妻科
<第一声>
 対話を重ね改革実現
 貴重な人命を失った岡谷市の土石流の被害は、(北安曇郡)小谷村蒲原沢で起きた1996年の災害以来だ。あの場所は危険個所の1つ。他地域では砂防の仕事を入れるなどして未然に防ぐ作業を重ねている。こうした災害は6年間憂慮されてきた。県土を守る配慮が必要だったが、理念を優先して何の手だても講じられてこなかった。
 私について「県政を元に戻すんじゃないか」という人がいるが、とんでもない話だ。その意図で私を担いでいる人は必ずがっかりすると信じている。改革は必要だ。だが、改革は批判や変更ではない。対話を重ね、県民の利益を把握し、手段を尽くして実現したい。
【事務所】▽松本市筑摩1―15―7(電話0263・28・7155)▽長野市高田1458―7(電話026・269・0150)

田中康夫
田中 康夫(たなか・やすお)
50歳 無現2
県知事・新党日本代表・作家・日本文芸家協会員◇一橋大法卒◇北佐久郡軽井沢町長倉
<第一声>
 流れ戻してはならぬ
 (現在の)県の財政状況をつくったのは、無駄な大型公共事業と決別し、利益誘導型の県政を脱却することを誓い合った「脱ダム」宣言だ。地域でできることは地域の企業や人々で−という、参加希望型競争入札や木製ガードレールの導入にもつながった。環境だけでなく、循環型の雇用と経済を生み出していく。
 岡谷市の土石流災害では、すべての避難所に職員を派遣し、水や物資を届けている。ゼロ予算事業の精神で、職員がお手伝いさせていただく。
 30人規模学級の実現や、小学校入学前の子どもたちの医療費の無料化などは財政改革を実現すればこそできた。この流れを戻してはならない。
【事務所】▽松本市渚4―1―1(電話0263・24・2884)▽長野市南石堂町1325―15―2(電話026・269・0880)▽長野市三輪田町1313―17(電話026・233・1841)

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