信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
沢田副知事も辞職意向 田中知事落選で判断か
2006年8月11日掲載

 田中知事は11日の記者会見で、沢田祐介副知事(58)から、知事の任期が満了する31日付で辞職する意向を伝えられたことを明らかにした。知事選で田中知事が落選したことに伴う判断とみられる。県の特別職では、既に青山篤司出納長(61)が31日付で辞職することを明らかにしている。

 県経営戦略局によると、沢田氏は知事選投票日翌日の7日、県庁で知事らとの会議に出席した後、体調不良を理由に帰宅。8日から15日まで夏休みを取っている。

 沢田氏は愛知県出身。東海大医学部教授から旧小県郡東部町立ひまわり病院長、東御市民病院長を経て、昨年4月に任期2年で県に採用され、衛生部長に就任。昨年10月に副知事に就いた。

 医師としての経験を生かし、県内の医師不足対策のほか、少子化に対応する県の施策などを手掛けた。


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